トヨタウイッシュのテールランプです。社外のスモークレンズを購入、品質と濃さが今一ということで新たに中古の純正レンズを購入、少し濃いめのスモーク希望です。既に足付け、マスキング済み。
プラスチックプライマー塗装後キャンディブラックの塗り重ね、最終的に5回塗り。
高級クリヤーで仕上げ塗装です。車が真っ黒、ハンドル類も黒で、結構悪風です。
塗装完了です。車体が小さいのでバンパーもトランクも小物も全部一緒に塗装出来ます。バンパーはフィラー同様フレックス仕様のクリヤー塗装です。通常仕様のクリヤーと間違わないように注意する必要があります。スプレーガンに目印をして確認しながら塗ってます。
サイドシルモールはばふばふしてた画像を先に紹介しましたが、面白い取り付けかたですので紹介します。
ミニのステップはフランジ部分が外に出てます。そこにモールに接着されたクリップがはまるようになってるんですが、錆びて剥がれてる状態になってました。年数が経てば必ず剥がれると思います。それでもカブリオレ自体ほとんど存在してないんでしょうから、あまり問題では無いですかね。接着面を磨いてエポキシ接着剤でくっつけて取り付けてます。接着面を綺麗にしてプライマーを塗って黒いのが接着剤です。
左リヤフェンダーの腐食穴は、インナーのパネルが上部の所でスポット溶接、下部はプレスライン(穴の開いてる所がラインになってる)に接触してるだけなんで普通なら雨水も貯まる所ではなく錆びても穴が開くほどではないと思うのですが、錆びに弱いミニですからプライマーが薄いとか、経年で劣化したとかでしょうか。ラインに合わせて当てパネルを溶接、パテ処理、フィラー塗装です。
フロントフェンダー廻りの腐食を切り取り、当てパネルを作り、溶接、パテ処理、フィラー塗装。
ボンネットは穴までは開いてないのでパテ処理でいけそうです。画像はサンダーで剥離、スポットブラスターでクレーターの中の錆を除去したところです。それにしてもへこんでもないのに、なんで無意味なパテが付いてるんだか。結局段差が邪魔なので、この後パテは全部剥がしです。
リヤパネルを剥いてみましたが、鉄板が露出してる部分からそこの下と横にパテが続いているのが見えます。へこんだままのパテ処理なので、ここは少し引いてからパテ処理します。パテはアルミパテで整形、ポリパテで最終平を取っていき、フィラー塗装です。
トランクもパテだらけですがヒンジ部が錆びたのは開け閉めの時のストレスなので、この部分にパテがなければ問題無いかと思います。よってここをもう少し引いてなるべくパテの無い状態にすれば良いかと。この部分を引き出し、建てつけ見ながらあとは旧パテに重ねて平らを取るしかないでしょう。
フロントバンパーはウレタン樹脂製の分割バンパーです。塗膜剥がれ、塗膜割れが酷いです。それとポリパテで補修してます。劣化塗膜とパテ類を剥離しながら修理です。エポキシパテと軟化剤を使用してきっちり修理します。
エポキシパテを研いでフェザーエッジを取ってフィラー塗装です。プライマー塗装後、軟化剤を添加したフレックス仕様のポリウレタンフィラーを塗装します。
ボンネット、リヤフェンダー、フロントパネルのポリウレタンフィラー研ぎ。フロントパネルはシーラーを充填します。溶接した裏側はエポキシプライマーにアンダーコートをウエットオンウエットで塗装です。
30歳代の時もランクル40で、クラッチ重いのも平気だったんですが、この頃は渋滞にはまると左足が大変な事になるので、ちょうど手に入ったパワークラッチを装着。感触はクラッチオイルが全部抜けたんじゃないの?と思うくらいです。もう一点は冬になると(ほんとは夏でも)水温上がらず、ラジエータの前に段ボール当ててたんですが、LLCも交換時期だったんで、ラジエータフラッシュ、LLC交換、サーモスタッド交換しました。水温計ちょうど良い所さしてます。お酒はご褒美です。
ミニのオープンの、まずは錆のひどい所(修理依頼の所)を見ていきます。ここは左のリヤフェンダーです。サンダーで削って突いてみた所。内張り外してガラス外して裏を見ました。普通なら錆びて表まで穴が開くような構造ではないような気がします。上に乗っかってるのが裏から当てるパネルです。
リヤフェンダーよりひどく腐食穴が三ヶ所あるのが、右フロントフェンダーとフロントエプロン廻りです。フロントバンパとオーバーフェンダーを外しました。見える所の錆を見て見えないところも大体想像どうりです。ここは前に板金塗装をやってまして、パテが見えてます。
ボンネットのオーナメント部分です。ここもパテが付いてます。
リヤパネルの部分もパテが割れてます。ここは結構厚いパテです。
ここはトランクパネルのヒンジ部分。ここもパテ。リヤパネルと同じ時期の補修ですかね。
サイドシルモールは浮きを修理します。外してわかったんですが、こんな取り付け方だといずれこういう風になるのは必然かと思いました。
もうひとつフロントバンパの塗装割れも依頼された作業ですが、ウレタン樹脂バンパーの修理はこれじゃだめでしょうという典型的な作業がなされてます。