アルミホイール塗装

新品同様です。タイヤは外されてます。表面は塗装部分とポリッシュのコンビ。
ガリ傷はもちろん細微な傷もない状態です。

裏側塗装は無しで表だけの塗装です。まずはスコッチブライトで
ウオッシュコンパウンド。油脂汚れ取りと足付け。

もう一度研ぎ残しを処理してホイールナット部をマスキングします。
これをやらないとナット締め付け時塗装が欠けることにもなるので。

ポリッシュ部分を重点的にウオッシュプライマー。

ポリエステルフィラー塗装。希望の色が7分の艶消しブラックなので下地の
フィラーも濃い目のぐれーです。

ガイドコート。下処理後塗装ですが、表面だけなので裏表塗るよりは楽です。

塗装しました。段々と艶が消えて最後は7分艶消しになります。
塗料は1コートソリッドのウノです。カラーはブラック単体ではなく他の原色を微量足してます。単体の冴えたブラックですと
いかにもという風になりなんとなく下品だなと個人的には思ってます。

 

 

 

デリカ純正ホイール塗装

新品同様のデリカ純正アルミ4本塗装です。ガンメタの半艶消し塗装です。純正のガンメタホイールはないようですからデリカ乗りならオッと思いますかね。

メーカーはエンケイです。

表面が削り出しで、他が塗装、全体にコーティングされてます。

キズも無く塗膜の荒れも無いのでサンドブラストでは無く手研ぎで下処理します。塗装も裏は無く表だけの塗装依頼です。ペーパーは320番ですが、一部黒くなってるのが見えますがアルミを研いだ時になった物です。所詮コートが薄いですから際にペーパーが触っただけでこんな状態になります。プライマー抜きでは塗装は出来ませんので必ず下地を作る事になります。

全体に手研ぎで足付け、ホイールナット、エアバルブの所は奥まってて足付け無理なのでサンドブラストで足付けしてます。

4本下地前の処理完了です。今回はホイールの表だけ塗装します。リムの内側は塗装無しです。

いつもの様に吊るしてウオッシュプライマーです。
ウエットオンウエットで続けてポリウレタンフィラー塗装。カワサキのタンク等とまとめて強制乾燥中です。

ガイドコートです。
複雑形状ですから必須のガイドコートです。折角アルミの下地を作っても研ぎの段階でアルミ地が出てはどうしようもないので。
一緒に乾燥のタンクも、フェンダーもガイドコートいれてます。

ホイール塗装完了です
画像はベースコート塗装後クリヤーコートの直後です。艶々の状態ですが段々艶が引けていきます。

これが半艶消しの完成画像です。50%艶消しです。マットブラックの艶無しとまた違ったしっとりとした感じです。艶消し塗装は拭いたり触ったりしているうちになんとなく艶が出てムラになったという事がありますが、耐久性、耐候性の良いクリヤーだと最初の状態が持続します。今回のクリヤーは耐スリ傷対応の高級クリヤーです。

こちらはプラスチックでPP樹脂製のセンターキャップです。塗装してある部品ですので足付けだけで塗装完了です。同じ50%艶消しクリヤーですがこちらの方が艶消し度が高いような感じです。違和感のある違いでは御座いません。艶消し塗料は加熱乾燥だと艶消し度が増す事が有ります。アルミのホイールとPPの小物では熱の上がり具合が違いますので同じような塗装条件でも乾燥時違ってくる事があります。

 

ASAHIのスポークホイール塗装

昔のランクル、ハイラックスのマイナスオフセット用のアルミホイールです。JWL-Tマークが無いので4ナンバーの車検は駄目ですが、とにかく軽いホイールです。画像はサンドブラスト処理後です。ホイールナットの座面はマスキングしてます。

dscn0702

いつものやり方で4本吊るして表裏一緒に下地です。まずはウオッシュプライマー塗装。

dscn0705

続いてポリウレタンフィラーを塗装。

dscn0707

研ぎの目安にガイドコート。アルミの地まで研ぐのは御法度なのです。

dscn0709

800番で研ぎ後、上塗り塗装で完成です。塗料はハイソリッド1コートのウノです。

dscn0711