レジェンドバンパ&グリル塗装

ホンダレジェンド2000年式。
かなり程度のいいレジェンド。10年、20年経っても良い個体が増えてきましたね。バンパのブラックの部分とラジエータグリルをボデー同色で塗装。
バンパ、ラジエーターグリル取り外しからの画像です。

 

バンパグリル部

 

ラジエーターグリル

 

バンパーマスキングまで終わり。新品ではありませんのでウオッシュコンパウンドで丁寧にワックス、汚れ、落としてPPプライマー、2液の密着プライマー、トップコートとウエットオンウエットで仕上げます。形状が入り組んでますので下地にフィラーを入れずに仕上げます。

 

フロントバンパマスキング

 

グリルも同色に塗装。グリルはABS樹脂。ガンメタの塗装済みグリルですのでこのまま足付けだけで塗装します。こちらも足付け終了、マスキング終了です。

 

ラジエータグリルマスキング

 

塗色はホワイトパールです。ベースコートのホワイトは想像するより隠蔽が悪く時間がかかりますが塗装終了。グリルも同時作業で塗装終了。

 

フロントバンパ

ラジエータグリル

 

終わったつもりでホンダのオーナメントを付けた時にオーナメントの台座が黒いのに
違和感が!これはちょっとみっともないという事で塗装しました。高齢になるとこういうことがしばしば。

 

ラジエータグリル

バンパグリル

 

バンパもグリルも同色にしてしまうと下品な車も結構見受けられますが、メッキパーツとオーナメントで違和感なく収まっていると思います。

 

完成

PPバンパ修理塗装

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フリードとヴィッツのバンパ修理です。車の修理の中ではこの仕事は結構多いです。極端な事故車が少なくなっている反面、こういう軽作業は多いですね。バブルのころは何でも交換だったような気が。保険仕事が多かったからですかね。

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キズを均してパテ成形です。フリードは一箇所穴が開いてます。メンバーのボルトの突起で裏から突いた為です。ヴィッツは表面のキズだけです。

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フリードの穴をエポキシ接着剤で補修。表面にプライマー、接着剤塗布で、裏にもプライマー、接着剤です。両面から埋めてしまいます。裏からはボルトの頭で突いた痕がくっきりです。エポキシ接着剤は硬化後痩せる事はないですから、後々穴の形が浮いてくるなんてことはありませんよ。柔軟性の無いポリエステル系のパテだとわかりませんが。そもそもポリパテで仕上げていくこと自体画像のようになります。前に紹介しましたパッソのリヤバンパ。中古車屋さんの店頭にはちょっと当たっただけでこんな風になる車が結構ありますよ。

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そしてパンパーパテで(これも柔軟性のあるエポキシパテ)成形します。

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プライマー塗装、ポリウレタンフィラー塗装。下処理研ぎ作業まで終了した画像です。バンパーを取り外すタイミングですが、私はバンパー単体で研ぎ作業をする時、抑えているのがうんと嫌なので、取り付いてる状態でバンパーパテ研ぎ、全体足付け処理までやってから取り外し、ポリウレタンフィラー塗装という工程です。付いてる状態でフィラー塗装だとマスキングというまた面倒な事があるのでこんな風にやってます。

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塗装、取付、完成です。バンパー塗装のクリヤーは標準タイプのクリヤーを使用してますが、一応耐スリ傷対応ですからちょこっと当たった位ではみっともない事にはならないと思います。ましてや上記のパッソみたいには絶対なりません。