社外品のリフレクターをフロントフォークの近似色で塗装です。
挟み込んで裏から押さえるようです。
プラスチックプライマー、ポリウレタンフィラー、研いでセットしたところです。
塗装終了です。
取り付け例の画像です。
経年でかなりやれたドアハンドルの塗装依頼です。コーティングがボロボロになってます。
サンドブラスト処理で旧コーティングと異物の除去です。
今回の下地はウエットオンウエット処理で行います。画像はエポキシプライマーを1コート、30分程セッティング時間を取り、そのままトップコートです。このプライマー15度以下では塗装出来ませんという能書きがありますので、冬などはブースの雰囲気温度を30度位に上げて使用してます。今くらいの時期になると何の気兼ねも無く使用できます。小物の塗装には下地の研ぎとか乾燥の時間とか省略出来るのでケースバイケースで重宝してます。
カラーとクリヤー塗装で完了。
塗装完了です。車体が小さいのでバンパーもトランクも小物も全部一緒に塗装出来ます。バンパーはフィラー同様フレックス仕様のクリヤー塗装です。通常仕様のクリヤーと間違わないように注意する必要があります。スプレーガンに目印をして確認しながら塗ってます。
サイドシルモールはばふばふしてた画像を先に紹介しましたが、面白い取り付けかたですので紹介します。
ミニのステップはフランジ部分が外に出てます。そこにモールに接着されたクリップがはまるようになってるんですが、錆びて剥がれてる状態になってました。年数が経てば必ず剥がれると思います。それでもカブリオレ自体ほとんど存在してないんでしょうから、あまり問題では無いですかね。接着面を磨いてエポキシ接着剤でくっつけて取り付けてます。接着面を綺麗にしてプライマーを塗って黒いのが接着剤です。
左リヤフェンダーの腐食穴は、インナーのパネルが上部の所でスポット溶接、下部はプレスライン(穴の開いてる所がラインになってる)に接触してるだけなんで普通なら雨水も貯まる所ではなく錆びても穴が開くほどではないと思うのですが、錆びに弱いミニですからプライマーが薄いとか、経年で劣化したとかでしょうか。ラインに合わせて当てパネルを溶接、パテ処理、フィラー塗装です。
フロントフェンダー廻りの腐食を切り取り、当てパネルを作り、溶接、パテ処理、フィラー塗装。
ボンネットは穴までは開いてないのでパテ処理でいけそうです。画像はサンダーで剥離、スポットブラスターでクレーターの中の錆を除去したところです。それにしてもへこんでもないのに、なんで無意味なパテが付いてるんだか。結局段差が邪魔なので、この後パテは全部剥がしです。
リヤパネルを剥いてみましたが、鉄板が露出してる部分からそこの下と横にパテが続いているのが見えます。へこんだままのパテ処理なので、ここは少し引いてからパテ処理します。パテはアルミパテで整形、ポリパテで最終平を取っていき、フィラー塗装です。
トランクもパテだらけですがヒンジ部が錆びたのは開け閉めの時のストレスなので、この部分にパテがなければ問題無いかと思います。よってここをもう少し引いてなるべくパテの無い状態にすれば良いかと。この部分を引き出し、建てつけ見ながらあとは旧パテに重ねて平らを取るしかないでしょう。
フロントバンパーはウレタン樹脂製の分割バンパーです。塗膜剥がれ、塗膜割れが酷いです。それとポリパテで補修してます。劣化塗膜とパテ類を剥離しながら修理です。エポキシパテと軟化剤を使用してきっちり修理します。
エポキシパテを研いでフェザーエッジを取ってフィラー塗装です。プライマー塗装後、軟化剤を添加したフレックス仕様のポリウレタンフィラーを塗装します。
ボンネット、リヤフェンダー、フロントパネルのポリウレタンフィラー研ぎ。フロントパネルはシーラーを充填します。溶接した裏側はエポキシプライマーにアンダーコートをウエットオンウエットで塗装です。