3色のうちライトグリーンはストライプです。ストライプを剥がしてどんな順序で塗装してあるか確認しておきます。ブルーパールを全面に塗って、次にホワイトパールを塗り、ストライプを貼って最後にクリヤコートという手順です。補修塗装としては違った手順になります。
押したり、引いたりで板金修理、アルミパテ塗布状態。フェンダーも同様です。
下地作る前に色を決めておきます。カラーコードから調べればすぐわかるんですが、諸事情がございましてカードから選んで調色していきます。赤味、青味、黄味、いろんな青があります。それに明暗、彩度がかかわってブルーパールは結構難易度が高い色です。何枚か試しに塗ってみます。太陽サンサンの時が調色びよりです。何枚かのうち、前側の色で塗ろうかと思います。
こちらがホワイトパールのカードですが、ホワイトパールのうちでも一番といってもいいくらい白い色です。この位白い色を塗ってる車はいままでみたことが有りません。画像ではわかりにくいでしょうが、カードは黄色が結構強いです。バイクのホワイトパールは例外なく真っ白なパールです。車全体に塗ったら変な車と思われるような感じです。この色から黄味を抜きながら調色して試しに塗ってます。
ストライプは部品として存在するのかどうか問い合わせもしてません。印刷物なので色は微妙ですが、幅が5mmと細いのでこのカード2枚のどっちかで塗装していこうと思います。
色作りが完了した所で、タンクのアルミパテを研ぎポリパテを二度研いで平が完了。バイクのタンクの様なゆるやかな凸面は平らにするのは難しいです。凸でも凹でも元の面にするのは業界では平を取るといいます。別にまっ平らにするのではなく原型に戻すことですね。
そしてフェザーエッジ、全体処理でウオッシュプライマー、ポリウレタンフィラー、ガイドコートまで一気に処理します。