ハーレーフロントフェンダー塗装

 

キズと凹みが一箇所リベット部の錆除去の作業です。

一番の問題はやはり錆です。リベット止め部4箇所がさびてます。これを除去して錆びないように。

手研ぎでは到底除去できませんので部分ブラスト処理です。

カラーカード

下地の前に調色してます。真っ黒では無く青味、赤味が微妙に効いてますので近似色のカードで色を決定します。その他にこのフェンダーはトップコートにクリヤーを塗ってありますので2コート仕上げになります。ソリッドなんですが。

ウオッシュプライマー

キズと凹みとリベット部にウオッシュプライマー。

ポリウレタンフィラーブラック

プライマーの後、続けてフィラー(サフェーサー)です。トップコートが黒なのでフィラーも黒です。白と黒があり、任意でいろんなグレーのフィラーが作れます。今回は黒単体でフィラー塗装です。

塗装完了

水研ぎ後塗装。黒は染まりが抜群ですね。カラーベースが2コート、クリヤーコートが2コートでてかてかです。

リベット部分

リベット部です。防食プライマーと高品質クリヤーで錆びにくい塗膜になっております。ハーレーフェンダー完了です。

ハーレーフロントカウル塗装

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黒のゲルコート仕上げのフロントカウルを、車体と同色のエローで塗装します。FRP製の厚みのあるしっかりしたものです。

 

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#320で足付けしました。かなり綺麗に見えても、こまかなキズとか、際に樹脂のたれとかありますので足付けしてポリウレタンフィラーで下地を作ります。

 

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フィラー乾燥後ガイドコートです。研磨の時必須です。

 

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使用塗料はワンコートのハイソリッド塗料です。多数あるエロー系のカードから近似色のカードをピックアップして詰めていきます。こっちかなというカードがありますのでもう一枚画像をどうぞ。

 

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最終的に選択したカードですがこれに赤味を若干足して決めたいと。車の場合ですと隣接するパネルの関係で調色時間がかなり取られますが、バイクの場合は単品で離れているという事でこのままでも差異はわかりません。それでも一応気持ということでちょっと合わせます。バイクに関してはタンクも含んで小物の塗装が多いですが調色の必要がない場合、準備時間にかかる料金は節約できます。

 

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上塗りが完了です。レべリング(平滑感)も良好です。